我が家の愛老犬、Lloyd が水曜日に旅立ちました。17歳でした。
NZから帰国した時、痩せてしまったLloydを見て少しびっくり。でもその後数日はご飯をモリモリ食べてくれて安心していたのですが、下痢になり、次第に食べることも飲むこともできなくなりました。 それでもトイレは外に連れて行くと自分でしてくれて、オムツをしたのも本当に最後の数日のみ。オムツの時も、トイレの前は「ワン」と鳴いて教えてくれました。 最後の1日は、機能しなくなりつつある体に懸命に闘って、痙攣があっても何度も乗り越えていました。若い時に一緒に雪山でスキーしたり、ヨーロッパの山々を駆け回ったりしていたので、多分 Lloyd は体力があったのでしょう。見守るのは辛かったのですが、「自分で生きたいだけ生きてね」「時間かけたいだけかけていいよ」と言いながら体を撫でてあげるのが精一杯。 水曜日のお昼に、首を高く上げて旅立った Lloyd。 きれいに整えてベッドに置くと、それはもういつも通り寝ている姿と変わりありません。Lloyd の姿を見ながら、私の気持ちも収まらず、辛く悲しい日でした。 それでもNZ にいる Damian や実家の母、近所の友人に支えてもらい、ようやく Lloyd を送り出してあげることができました。本当に、その日は辛かった。 いろんな国に住み、愛くるしい顔で現地の人に愛された Lloyd。 雪山を一緒にスキーで駆け回った Lloyd。 ハイキングで疲れて岩肌の山に寝てしまった Lloyd。 放牧されている羊たちの人気者になってしまった Lloyd。 留守番している間に、食べ物やゴミ箱を漁っていた Lloyd。 しばらくいなくなったかと思うと、泥まみれで帰ってきた Lloyd。 毎朝、家の周りを匂いをかいでチェックしていた Lloyd。 私が日本に戻るまで、待っててくれてありがとう。 白馬で最期を一緒に過ごせて、とても嬉しかった。 柔らかい耳をありがとう。 まっすぐな愛をありがとう。 揺るぎのない愛をありがとう。 私たちと一緒に生きてくれてありがとう。
by bluecheese_jp
| 2017-07-08 09:42
| Lloyd
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Comments(2)
大変でしたね。。最期そばにいてあげられて良かったですね。待っていてくれたんでしょうね。なんと言っていいか分かりませんがLloydもこんなに愛されて幸せだったと思いますよ。
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★biostat_cat ありがとうございます。たくさんの幸せをくれた分、悲しみの衝撃もとても大きなものでした。大人になっても心ってくじけてしまうものですね、、、。でも私も徐々に落ち着いてきたので、これまでの幸せを思い出しながら Lloyd を偲んでいきたいと思います。
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